花粉症は体の内側から対策!東洋医学的要因とケアの方法5選

春の訪れとともにやってくる花粉症。

心地よい陽射しに誘われてお出かけしたくなる一方、鼻水や鼻づまり、目のかゆみがツライ!とお悩みではありませんか?

薬を飲んだり、マスクをして外出したりと、花粉症対策しながら花粉の時期を乗り越えるのは大変ですよね。

今回は、花粉症のケアについて、東洋医学の観点から解説。自分の体と向き合い、花粉症の根本原因を理解して、本質からケアしていく方法をご紹介します。

花粉症を引き起こす大きな原因の2つ

東洋医学では、花粉症を引き起こす原因として、外的要因と内的要因の2つが存在すると考えています。

花粉症対策の前に、そもそも花粉症がなぜ発症するのか、ご紹介します。

要因①「外邪(がいじゃ)」が悪さを起こす

体に悪い影響を与える外的要因を「外邪(がいじゃ)」といいます。

外邪とは「風」「寒」「暑」「湿」「燥」「火(熱)」の6つに分かれ、自然環境からくる邪気のこと。体外から体内に侵入して、さまざまな悪影響を及ぼします。

ウイルスや病原菌、花粉のアレルゲンは、風の外邪「風邪(ふうじゃ)」といいます。

古い文献にも、春先は風邪の影響で不調を招く旨が記述されており、花粉症の症状は、かなり昔の時代から人々を悩ませ続けているのです。

要因②からだを守る「気」が不足している

東洋医学において重要なキーワード「気」。以前の記事でも「気」のはたらきについてご紹介しました。

東洋医学の「気」を解説!働きからケアする方法まで

「気」は、気力や体力のもととなる体のエネルギー源です。この「気」が不足すると、体のエネルギーが弱まり花粉症の症状が起きやすくなります

「気」の中には外邪の侵入を防ぐ役割を持つ「衛気(えき)」という気が存在します。衛気は、身体の表面や表層に広がっている防御エネルギー、すなわち免疫力のこと。

衛気が不足し働きが弱まると、外邪が身体に入り込みやすい状態に。結果、花粉症を発症しやすくなるのです。

東洋医学が解決!花粉症をケアする方法 5選

花粉症をケアするには、外邪から身を守りつつ、「気」を充実させて、体の防御力を高めることが大切です。

東洋医学の観点から、花粉症をケアするのにおすすめな方法を5つご紹介します。

①食生活を見直す

毎日の食生活を見直し、栄養バランスを心がけることは、「気」を充実させることに直結します。

暴飲暴食は避け、消化にいいものを選ぶなどして、胃腸に負担をかけないようにしましょう。

花粉症の症状が辛い方は、東洋医学の考え方である「辛涼解表(しんりょうげひょう)」を意識して、食べ物を選ぶのがおすすめ。

辛涼解表は、外邪の排出を促す作用のひとつで、炎症を緩和する働きが期待できます。

「辛涼解表」のおすすめ食材
ごぼう、菊花、ミント、桑の葉、紫蘇、くず粉、たんぽぽ、金銀花、れんぎょう

②タバコやお酒をなるべく控える

「気」は五臓の中でも、消化器系の働きをもつ「脾」と、呼吸器系の働きをもつ「肺」により生成されます。

脾や肺に負担をかけてしまうのが、飲酒とタバコ。常習していると、「気」の生成が阻害されてしまいます。

過度な飲酒やタバコを控え、脾や肺の機能低下を防ぎ、体に充分な気を満たすことが、花粉症のケアにも繋がります。ぜひ実践してみてください。

③十分な睡眠をとる

睡眠は体内の「気」を補充するための大切な時間です。睡眠不足にならないよう、生活リズムを整えて、適切な睡眠時間を確保しましょう。

また、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も大切な要素。

寝る30分〜1時間前にはスマホの使用を止めたり、寝る前に暖かい飲み物で体を温めたりして、深い眠りにつけるようにするのがおすすめです。

④水分を摂りすぎない

鼻水が多い、痰が出るという症状が多い方は「痰湿(たんしつ)」という体質が原因になっているかもしれません。

痰湿」とは、過剰な水分が体に溜まりやすい状態のこと。代謝や免疫機能が低下して、花粉症などのアレルギー症状を悪化させてしまいます。

痰湿」についてのもっと詳しい情報はこちら 

健康的な体には水分が欠かせませ。しかし、代謝できないほど水分を過剰に摂るとかえって体に悪影響を及ぼすことがあります。個人差はありますが、1日1〜1.5リットルを目安に水分を飲むようにし、過剰に摂取していないか注意してみてください。

適度な運動とバランスの取れた食生活を心がけ、体の水分代謝を高めるのも大切です。

⑤ツボを押す

東洋医学で花粉症に対しておすすめのツボをご紹介します。3〜7秒程度を目安に、ゆっくりと気持ちよく感じる強さで押しましょう。

迎香(げいこう)・上迎香(じょうげいこう)

小鼻の両脇にある少しへこんだ部分が迎香。迎香の指一本くらい上に位置しているのが上迎香です。
どちらも鼻の通りをよくする効果が期待できます。頭に向け、45度くらいの角度で少し強めに押しましょう。

風池(ふうち)

うなじにある筋肉の外側、髪の毛の付け根あたりにあるツボ。

合谷(ごうこく)

東洋医学において重要なツボであり、首こりや肩こりなどさまざまな症状に効果があるとされるツボ。
親指と人差し指の骨が交わる場所から、人差し指側の指先に少し進んだところに位置します。

辛い花粉症は生活習慣から対策を。春先を気持ちよく楽しみましょう

春先にかけて症状が出やすい花粉症。症状に悩まされず季節の変化を楽しむには、外邪(アレルゲンである花粉)に負けない体質づくりが必要です。

花粉症のケア おすすめ5選
①栄養バランスと「辛涼解表」を意識した食事
②お酒やタバコは控え目に
③質のよい睡眠を十分にとって「気」を補充
④水分を摂りすぎないように気をつける
⑤手軽に押せるツボでケア

食生活や生活習慣を見直し、体質を整えることで、花粉症の悩みから解放されましょう!

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ごぼう、赤紫蘇、ペパーミント、桑の葉、菊花を配合。独特の爽やかな風味が特徴。
春先も変わらずお出かけを楽しみたい方は、ぜひお試しください。

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